3、4年前にこれからは◯◯だって言っていたスタートアップやベンチャーの多くの人達がいなくなってしまいました。いさぎよしと言えば、それまでですが、いったん始めたことを最後までやり遂げるっては意外と難しいだなぁとつくづく思います。

アメリカの大統領が80年代、スピーチで何度か引用して有名になった言葉ですが、「人生で成功する秘訣の80％は、めげずに顔を出すこと」というのはある意味本当なのかもしれません。

アリババのジャック・マーもあるインタビューで次のように述べていました。

「今日は苦しい。明日はもっと、もっと苦しいだろう。明後日の光景は美しい。だけど、ほとんどの人は明日の夕方には諦めてしまう。」

“Today is difficult,tomorrow is much more difficult, the day after tomorrow is very beautiful, but most die tomorrow evening”-Jack Ma.

ペンシルベニア大学のアンジェラ・ダックワース教授によれば、才能が人の2倍あっても、人の半分しか努力しない人は、たとえスキルの面では互角であろうと、長期間の成果を比較した場合には、努力家タイプに人に圧倒的な差をつけらえるのだと言います。

なぜなら、努力家の人達はスキルを身につける過程で強い精神力を身につけるため、その精神力を活用して、もっと大きなことを安易に成し遂げられるようになるのだからだそうです。

文章を書きたいとか、世の中に無いものを作りたいって言う人ほど、本当にすぐ挫折してしまう。

さて、自分はあとどのくらいめげずに顔を出し続けられることやら。

参考書籍

アンジェラ・ダックワース「やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける」ダイヤモンド社、2016年 Kindle