May 7, 2016
一冊の本で重要な箇所はたった16%「付加価値の高い記事コンテンツを雪だるま式に生み出し続ける速読法セミナー」

6月に「一冊の本で重要な箇所はたった16% 付加価値の高い記事コンテンツを雪だるま式に生み出し続ける速読法セミナーというテーマでセミナーを開催致します。下記のPeatixから是非お申し込み下さい。

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↓申し込みはこちらから↓
http://ptix.co/1STRwXr

日時

・2016年6月16日(木)19時30分〜21時00分

・2016年6月17日(金)19時30分〜21時00分

・2016年6月20日(月)19時30分〜21時00分

場所: 東京都渋谷区渋谷2-21-1 ヒカリエ8F クリエティブラウンジ MOV

費用:3,800円

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恐らく一部の圧倒的な天才を除いて、何もないところから、クリエイティブなコンテンツを生み出すことはできないのではないでしょうか。

あの世界的に知られた村上春樹さんでさえ、良い文章を書くためには、とにかく沢山の本を読むことだと述べ、海外の様々な作家の作品からアイディアを抜き取り、その組み合わせ方を変えたり、表現の仕方を変えながら混ぜ合わせることによって、自分のオリジナル・カクテルを作り、評価されてきました。

他人が書いたものをいかに上手く構成・編集し、自分自身、もしくは自社の思想を吹き込んで、世の中に配信していくかがウェブ・マーケティングでは重要なポイントになりますが、ただ自分の思ったことを書いたり、表現したりすることを「第一次的創造」とするならば、様々なところからアイディアを組み合わせ、新しい付加価値を生み出すことは「第二次的創造」と呼ぶことができるのかもしれません。(1)


↑もし、自分が一部の天才ではないのであれば、行なうのは「第二次的創造」

記事コンテンツに新しい付加価値を生み出すためには、まずできるだけ沢山の本を読み、自分の感覚と一致するところ、繰り返し心を打たれるところなどを抜き出すという「素材集め」をしていくことが大切です。

しかし、現在日本だけでも一日に約200点の新しい本が出版されており、今では本を月に1、2冊読んでいるだけでもなかなかリテラシーが高いという風潮すらありますが、ただの「まとめ」ではなく、本当の意味で新しい付加価値を生み出すコンテンツを日々作り続けていくためには、とにかくできるだけ短い期間で、たくさんの情報を自分の頭にインプットする「速読」というスキルを身につける必要があります。


↑「まとめ」ではなく、新しい価値を生み出すために、どう多くの情報を処理するか。

数百年前、印刷業がまだまだ普及していなかった頃は、書籍一冊がもの凄く貴重だったと言いますが、今日では様々なインフラやツールが普及し、よっぽど機密な情報以外はどんな人でも無料、もしくは安価でアクセスできるようになりました。

このような昔の人が羨むような環境の中で、求められるのはただ単に「速読法」をマスターして頭の中に情報を詰め込む「情報オタク」になることではなく、「思考の深さ」を主軸に何かと何かとを関連づけ、自分の経験とすり合わせることによって、まだ世の中にないコンテンツを作っていくことです。


↑ただの情報オタクではなく、思考の深さ。

とは言え、「アイデアは交差点から生まれる」の著者、フランス・ヨハンソン氏がアイディアの質はアイディアの量に比例すると述べている通り、まずは莫大な情報を頭の中の「倉庫」に放り込み、できるだけ多くの知識の在庫を所有した後で、良い情報と良い情報を組み合わせ、知恵をアプトプットするという、「工場」の役割に頭をシフトさせていく必要があります。

ニューヨーカーのコラムニストとして知られ、「天才!」や「第1感」の著者として世界的に有名なライター、マルコム・グラッドウェルの手にかかれば、マンハッタンの犯罪率から、大学生の成績、そして両親の離婚率まで様々な概念を結びつけて読者を納得させてしまいます。


↑まずは頭の中の「倉庫」に、情報をできるだけストックする。

もちろん、グラッドウェルに才能があることは間違いありませんが、アイディアは才能によっていきなりパッと浮かぶわけではなく、一旦膨大な情報を頭の倉庫の中にストックし、それを自分の経験や主張と組み合わせして、オリジナルの主張や意見を作っていくことが一般的で、実際にグラッドウェルが行なっていることも他のライターさんとそれほど変わらないのではないかと思います。

ただ、一冊の本を普通のペースで読んでいたら、4時間も5時間もかかってしまい、とても月に10冊も20冊も本を読んで、頭の中に知識の在庫をストックすることなどできませんが、実際、一冊の本で重要な箇所というのは、本全体の16%ほどしかなく、この16%の必要な情報を抜き出す方法を知ることで、限られた時間内により多くの情報を頭の中にストックすることは十分可能なことだと思います。


↑どれだけ、安価になって、情報は増えても、私たちの時間は限られている。

残念ながら、このセミナーでは「すぐできる」「すぐ効果のある」速読法みたいなことを共有することはできないと思います。

すぐ効果があるということは、裏をかえせばすぐ効果がなくなるということでもありますので、せっかくセミナーを開催するのであれば、自分がやってすぐ効果はでなかったけど、長期的にやり続けたことで、雪だるま式に効果のあった「速読法」を共有させていただければと思っております。

ブロガーの方、企業のマーケターの方、そしてライティング初心者の方、どなたでもWelcomeですので、ぜひ下記のPeatixからお申し込み下さい。

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↓申し込みはこちらから↓

http://ptix.co/1STRwXr

日時

・2016年6月16日(木)19時30分〜21時00分

・2016年6月17日(金)19時30分〜21時00分

・2016年6月20日(月)19時30分〜21時00分

場所: 東京都渋谷区渋谷2-21-1 ヒカリエ8F クリエティブラウンジ MOV

費用:3,800円

上記に関するお問い合わせはこちらまで。=================================

1.外山 滋比古「思考の整理学」(筑摩書房、1986年) Kindle

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