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レッドブルは栄養素を一言も語らずに75億本のエナジードリンクを売り、フランスのタイヤメーカー「ミシェラン」は退屈なタイヤの性能を語るより、美味しいレストランの話をした方がいいと考えます。
ミシュランはタイヤを売る会社ですから、多くの人が車に乗ってミシェラン・ガイドに載っているレストランに行けば行くほど、タイヤが減ってタイヤが売れていく。
200円で売られているレッドブルの原価は10円以下なのだそうです。実際、多くの人はレッドブルの原料など大して気にしたことがないのだろう。
↑ミシェラン・ガイドのお店に行く人増えるほど、タイヤが売れる。
現在、経営資源という面においても、ハングリーに、がむしゃらに働ける人がどんどん減ってきています。
そう言った意味では、ヒト、モノ、カネより何より、「モチベーション」が最大の競争資源になってきていて、ベンチャー企業がレッドブルを山積みにして置いておいたりするのは、レッドブルがロゴを見るだけモチベーションが湧くという新たな価値を提供しているからです。
2008年の調査では、アップルのロゴを見るだけで、創造的な思考をするようになるという調査もあります。
スターバックスも、もう何百年も当たり前に飲まれているコーヒーの味や作り方を変えてイノベーションを起こすのは簡単ではないでしょう。
スターバックスはコーヒーというものを少しピポットさせて、サードプレイスという概念として打ち出したことで、競争相手のいない新しいブルーオーシャンを作り出すことができました。
↑精神的付加価値の提供は常にブルーオーシャン
テレビのリモコンのボタンが増えたところで誰も感動しない。むしろ、中途半端に改良しても、逆に使いにくくなって、コストが上がるだけなのだろう。
もう、世の中はより便利になるものなど求めていないのかもしれません。その製品やサービスから生まれる精神的価値や新たな豊かさのようなものを求めているのでしょう。
きっと、そこに新たなブルーオーシャンがあるはずなのです。